結婚式で両親を感動させるプレゼント

結婚式の主役は新郎新婦の2人ですが、その両親も第2の主役だと言われています。新郎新婦にとってはゲストのみなさんに「これから夫婦共々よろしくお願いします」という挨拶をするだけではなく、両親に対して「今まで育ててくれてありがとうございます」と感謝をする式でもあるのです。

結婚式の披露宴終盤には、新郎新婦から両親に向けてプレゼントが渡されます。どのようなものを贈れば喜んでもらえるのか、また今までの感謝が伝わるのかというのを考えてプレゼントを選ぶのですが、これに頭を悩ませる新郎新婦も少なくはありません。

もっとも多いのが花束の贈呈ですが、それに並んで多くなっているのがぬいぐるみです。このぬいぐるみもただのぬいぐるみではなく、新郎新婦それぞれが生まれたときの体重で作られたものです。腕の中には幼き我が子を初めて抱いたときと同じ重さのぬいぐるみがあり、目の前には立派に育った我が子がいるというのは、両親にとっては涙を流すほど感動する演出です。まるで走馬灯のように駆け抜けていく我が子の成長に目頭を熱くする人はたくさんいます。そんな親子の姿を見て会場のゲストたちも感動します。

結婚式はただ夫婦のお披露目をするだけではなく、両親への感謝の気持ちを伝える親子愛に溢れた儀式でもあるのです。